インターネットを安全に使うには、様々な方法で自身のデータを守らなくてはいけません。しかし、いまだハッカーや悪質なウイルスなどが招いたサイバー攻撃の被害が増え続けています。最近のレポートによると、日本は世界で最もサイバーセキュリティが発展している国のトップ5に入っています。
どうしたら、自身や会社をサイバー攻撃から守ることができるのか?世界中のネットユーザーが利用しているVPするのが一番です。VPN 意味はバーチャル・プライベート・ネットワークの事で、誰でも簡単に使えるツールです。VPNを通せば、パソコンやスマホ、自身や会社のデータをしっかり守ってくれますが、今回は、そんな画期的なシステムの登場とは裏腹に、実際に日本で起こってしまった’日本史上最悪なハッキング事件’を三件紹介します。
三菱重工業
この事件は今と比べるとまだサイバーセキュリティーが弱かった2011年に起こりました。三菱重工業はサーバーに悪質なウイルスを発見したことが明らかになりました。犯人はランサムウェアによってハッキングしていたとの事。そしてその後、一気に11ヵ所のウイルスに感染してしまいました。
事件後明らかになったハッカーの目的は、ロケットやミサイルの誘導・推進システムを設計・製造している名古屋の工場、護衛艦を製造している長崎の造船所、潜水艦や原子力発電所の部品を製造している神戸の施設を標的にしていたと明らかにしています。
やはりハッカーの目的でありがちなのは、業者の極秘データの盗難です。しかしそれは業者とは限らないんです。個人データの盗難も最近よく聞きますよね。そしてウイルスの怖さの一つでもあるのがその一つのウイルスに感染してしまったら次々に増えて行き感染し続けてしまう事です。そして、2011年にはソニーやグーグルなどの様々なサイバー被害が世界中で発生した年で、セキュリティの強化はグローバル的に置き始めていました。
Yahoo! JAPAN
この事件は2013年、日本で最もアクセスが多いウェブサイト、ヤフー・ジャパンで起きました。ハッカーによる悪質な行為で、ヤフー・ジャパンのセキュリティ侵害を通じて2200万人分のデータが盗まれてしまいました。そしてその2200万人のデータとはユーザーID含む内部データが多かったと明かしています。
この事件を招いたハッカーはもちろん、不正アクセスで入り込んだという事です。ヤフー・ジャパンはこの事件以来、サーバーセキュリティを強化し、ユーザーにIDやパスワードを変更を推奨しました。そしてユーザーが安心できる様、自分のIDが情報漏洩の疑いがあるかどうかを確認できるツールを追加しました。
このように、セキュリティ対策を練っていれば、ユーザーも安心できるということなのです。ハッカーの目的である個人情報のリーク、ここまで大手なサイトでも起こっているのです。ですのでこれからも、ネットを使う際には自分のデータを守ることは大事ですね。
日本航空
この事件は2014年に発生しました。JALとして有名な日本航空会社ですが、発生したマルウェア感染により最大19万人の個人情報データが流失してしまいました。
被害にあった75万件の個人情報には氏名、生年月日、性別、連絡先、住所などが含まれていましたが、幸い、パスワードやクレジットカードの情報のようなデータは盗まれた形跡はなかったとのこと。さらにこの事件を招いた犯人はまだ特定できていないと明かされています。このように、跡形もなくハッキングなどのサイバー攻撃を仕掛ける悪人はたくさんいるのです。
日本史上最悪なハッキング事件を取り上げましたが、セキュリティシステムが進化し続けている現在でもサイバー攻撃は起こっているんです。そうみると、インターネットにアクセスをするのにすこし心配や怖くなりますよね。自分に起こってします確率は十分に多いですし、いつ起こるかは測定不能ですので、常にセキュリティの対策を練っておくのが大切です。
まとめ
不特定多数のデータやウイルスの感染を防ぐために役立つツールがVPNです。VPNを通してサーバーにアクセスすれば、悪質なハッカーから自分のデータを守ってくれる上、あらゆるバックドアを防いでくれるかなり優秀なプログラムです。使い方も簡単で、世界中で愛用されているVPNのシステムを利用して安心しながらインターネットを使いましょう!
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